インドネシアのバンドDiscusが、2012年にインドネシアのTV局tvOneの「RadioShow」に出演した際のスタジオライヴ映像。
[members]
Iwan Hasan(ギター、ボーカル)
Eko Partitur(バイオリン)
Fadhil Indra(キーボード、ボーカル)
Krisna Prameswara(キーボード、パーカッション)
Iwan Hasan(ギター、ボーカル)
Eko Partitur(バイオリン)
Fadhil Indra(キーボード、ボーカル)
Krisna Prameswara(キーボード、パーカッション)
Hayunaji(ドラムス)
Kiki Caloh(ベース)
Yuyun(ボーカル)
[set list]
1. Breathe
2. System Manipulation
3. Condissonance
4. Anne:
Kiki Caloh(ベース)
Yuyun(ボーカル)
[set list]
1. Breathe
2. System Manipulation
3. Condissonance
4. Anne:
i) Voxoverture
ii) Conversation
iii) Inner Thoughts
iv) March Of The Fools
名作2nd「... Tot Licht!」(2004)で、超絶ジャズロックにメタルやポップスなどを力づくで融合させ、エスノやシンフォニックな味付けまでほどこした彼らの音は、まさに東南アジアからしか出て来ない類の、猥雑さすら感じられるパワフルなもの。
「... Tot Licht!」では素晴らしいサックス&クラリネットを聴かせてくれていたマルチ・ウインド奏者アント・プラブー(Anto Praboe)でしたが、アルバム発表後に心臓マヒで急逝、さらにイワン・ハッサンの脱退によって、バンドは一時期事実上の解散状態にありました。
しかし色々あってイワン・ハッサンを中心に再び活動を始め、その新しいラインアップで臨んだステージがこのライヴ映像となります。
重要な役割を果たしていたアントのパートをキーボードで補って、楽曲のオリジナルな音を大切にしているのが伺えますね。ビッグバンド風な趣きもあった以前に比べ、さすがに少し雑多な感じが整理されコンパクトになった印象がありますが、その分ロックバンド的になったとも言えそうです。
各メンバーのテクニックやバンドとしてのコンビネーションは素晴らしく、特にハユアージのドラミングはバンドサウンドの強力な推進力になっています。バイオリンのエコの風貌もなかなか怪しくて素敵です。
新ラインアップではフロントに立つ女性ボーカリストも、アルバム時のノニー(Noni)からユーユン(Yuyun)に替わっています。ユーユンはよりパワフルでワイルドな歌を聴かせてくれます。
大曲「Anne」がライヴで聴けるのも嬉しいですね。
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