イギリスのバンドBeggars Operaが、ドイツのTV番組「Beat Club」に1971年に出演した際の映像。曲は1stアルバム「Act One」(1970)から「Raymond Road」。
[members]
Martin Griffiths(リード・ボーカル)
Alan Park(オルガン)
Alan Park(オルガン)
Virginia Scott(メロトロン)
Ricky Gardiner(リード・ギター、ボーカル)
Gordon Sellar(ベース、アコースティック・ギター、ボーカル)
Raymond Willson(ドラムス)
Raymond Willson(ドラムス)
クラシック曲を大胆に詰め込んだ「Act One」でデビューした彼らですが、この曲はまさにそんなクラシック色全開。トッカータとフーガ、ウィリアムテル序曲、ペールギュントなどが次々と飛び出す“クラシック・メドレー”と言えるような曲です。
このスピードで弾き倒すギターのリッキー・ガーディナーとオルガンのアラン・パークが素晴らしいですね。特にアランは、Keith EmmersonやRick Wakmanのような華はありませんが、職人的な堅実なプレイが光ります。
2ndアルバム「Waters Of Change」(1971)から参加するヴァージニア・スコットも参加していて、要所要所で彼女のメロトロンが効果的に響いてきます。
唯一残念なのは、この曲がインストなので仕方ないのですが、マーチン・グリフィスのパワフルなボーカルが聴けないこと。それでもフロントで腕を振り回しながら演奏に参加している姿が良いですね。
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