2013年4月7日日曜日

「Rosanna 1975」セバスチャン・ハーディー



オーストラリアのシンフォニック・バンドSebastian HardieがオーストラリアのTV番組用に行なったスタジオ・ライヴで、大傑作のデビュー作「Four Moments」から「Rosanna」。

[members]
Mario Millo(ギター、マンドリン、ボーカル)
Peter Plavsic(ベース)
Alex Plavsic(ドラムス、パーカッション)
Toivo Pilt(キーボード)

アルバム「Four Moments」のジャケットのアップから曲が始まりますので、恐らく発売当時1975年のTV映像だと思われます。実際オーストラリアではアルバム「Four Moments」も、この「Rosanna」も大ヒットしています。

スタジオ・ライヴとは言っても、演奏はどうやら当てぶりによるものに見えますが(さらに音と映像がちょっとズレている)、もともと技巧的な演奏で魅せるバンドではないので、その1970年代的な佇まいを見ているだけでも感激できる映像と言えるでしょう。

とにかくマリオ・ミーロの歌いまくるギターが素晴らしいですね。トイフ・ピルトの服装がちょっとYesっぽいも当時を偲ばせて良い雰囲気です。派手なパフォーマンスもなくゆったりと音を紡いで行く様子に、とても好感が持てます。

映像の後半では、2003年に再編され日本公演を行った際のステージの模様が挿入されています。