2013年4月26日金曜日

「Concert in Lunéville 1977」アンジュ



フランスのバンドAngeが、リュネヴィルで1977年に行なったライヴのフルコンサート映像。この年には「Tome VI」というライヴ・アルバムを発表しているので、一つの頂点を極めた黄金期の演奏と言えるでしょう。

[members]
Christian Decamps(リード・ボーカル、キーボード)
Francis Decamps(キーボード、ボーカル)
Daniel Haas(ベース)
Jean-Michel Brezovar(ギター)
Jean-Pierre Guichard(ドラムス)

[set list]
1. Le Soir du Diable
2. Sur La Trace Des Fées
3. Le Nain de Stanislas
4. Fils de Lumiére
5. Au-dela du Délire
6. Les Noces

1が1st「Caricatures」(1972)、2と3と6が4th「Emile Jacotey」(1975)、4と5が2nd「Au-delà du délire」(1974)からという選曲。

何よりまずクリスチャン・デカンの個性的なボーカルと演劇的なパフォーマンスが強烈な印象を残します。フランシス・デカンとの掛け合いもコミカルというよりはちょっと異様。森のゴブリン達みたいな感じです。そして意外と暴れるフランシス。

しかしメンバーの演奏は実にタイトでリリカル。デカンのボーカルとは対照的で、とても丁寧に音を紡いでいきます。テクニカルなものではありませんが、このアンサンブルのセンスの良さは素晴らしいですね。このダークでメランコリックな世界がAngeの真骨頂。

もちろんフランシス・デカンの奏でるメロ トロン風な怪しいオルガン・サウンドも、これぞAngeサウンドという他に類を見ないもの。

これはバイカウント(Viscount)社製のクラシック・オ ルガン(電子パイプオルガン)にハモンド社製のリヴァーヴをかけて作り出されたものとか。この異界に引込むような、美しく揺れる音は本当にマジカルです。

ラストのアンコール曲でも“アンジュ・オルガン”が響き渡ります。 
 

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