2013年4月20日土曜日

「Live in Nottingham 1990」エイジア



Asiaが来日公演を含めた大規模ツアー中の1990年6月に、ノッティンガムのCentral Studiosで行なったライヴのフルコンサート映像。

[members]
John Wetton(ベース、リード・ボーカル)
Carl Palmer(ドラムス、パーカッション)
Geoffrey Downes(キーボード、バッキング・ボーカル)
Pat Thrall(ギター、バッキング・ボーカル)

[set list]
1. Wildest Dreams
2. Sole Survivor
3. Don't Cry
4. Voice Of America
5. Time Again
6. Prayin' 4 A Miracle
7. The Smile Has Left Your Eyes
8. Only Time Will Tell
9. Days Like These
10. The Heat Goes On
11. Go
12. Heat Of The Moment
13. Open Your Eyes 

華々しいデビューを飾りながらメンバーが安定せず、結局1985年から1989年頃まで解散状態であったAsiaが、ギターにパット・スロールを迎えて再出発した時の映像です。当時スティーヴ・ハウ(Steve Howe)は、Anderson, Bruford, Wakeman, Howeに参加していたため、この再結成には参加しなかったとか。

確かにスティーヴ・ハウの独特なギタープレイが聴けないのは残念ですが、パット・スロールもギターにボーカルに大活躍です。特にバッキング・ボーカルがスティーヴ・ハウよりも力強いので、ジョン・ウェットンのボーカルが活きますね。

そう、何よりジョン・ウェットンのボーカルが良いのです。全員やる気満々で勢いに満ちていますが、特にジョン・ウェットンが溌剌としていて、声もとても力強いのです。ジョン・ウェットン・バンドと言っても過言でないくらい。

相変わらず走るカールのドラミング、ちょっと落ち着きを魅せたジェフ・ダウンズの容姿、ジョンとパットのマイクにぶら下がっているピック。20年以上前の映像だと思うと色々と興味深いですね。