UKがデビューアルバム後に分裂し、ビル・ブルーフォードとアラン・ホールズワースがデイヴ・スチュアートとジェフ・バーリンを迎えてバンドBrufordとして発表したのが「One of a Kind」(1979)。同年BBCのTV音楽番組「Rock Goes to College」用にOxford Polytechnicで収録されたのがこの映像作品です。
活動期間が短く、その間にもアラン・ホールズワースがジョン・クラーク(John Clerk)に交替していますから、このオリジナル・ベストメンバーで40分にもわたるライヴ映像が残っていること自体奇跡に思えてしまいます。
[members]
Bill Bruford(ドラムス、パーカッション)
Allan Holdsworth(ギター)
Dave Stewart(キーボード)
Jeff Berlin(ベース)
[guest]
Annette Peacock(ボーカル)
[set list]
1) Sample And Hold
2) Beelzebub
3) The Sahara Of Snow (Part One & Two)
4) Forever Until Sunday
5) Back To The Beginning
6) Adios A La Pasada (Goodbye To The Past)
7) 5G
こうして実際の演奏を見てみると、キーボードのデイヴ・スチュアートがとにかく良く動いていますね。職人的なタイミングで複数のキーボードを操っています。そして変拍子をものともしない一糸乱れぬアンサンブル。心地良い緊張感。メンバー間のアイコンタクトを見ているだけでゾクゾクします。
曲はソロアルバムと「One of a Kind」のものを取り上げていて、後半にはソロに参加していたアネット・ピーコックも参加します。が…彼女の歌は正直いただけません…あがっていたのかピッチが安定しないのが残念です。
曲はソロアルバムと「One of a Kind」のものを取り上げていて、後半にはソロに参加していたアネット・ピーコックも参加します。が…彼女の歌は正直いただけません…あがっていたのかピッチが安定しないのが残念です。