スウェーデンのハード・プログレッシヴ・ロック・バンドTrettioåriga Krigetが、スウェーデンのストックホルムにあるFilmhusetで1975年に行なったTV用ライヴ映像。
曲は1st「Trettioåriga Kriget」から「Kaledoniska Orogenesen」。
Stefan Fredin(ベース)
Christer Akerberg(ギター)
Robert Zima(ボーカル、ギター)
Dag Lundqvist(ドラムス、メロトロン)
1970年に結成され1974年にアルバムデビューしたTrettioåriga Krigetは、基本的なサウンドはギターとベースがグイグイと引っ張るハードロックと言えそうですが、せわしない展開とタイトなリズムチェンジなどは、リッケンバッカー・ベースの音もあって初期のYesにも似ています。
演奏されているのはデビューアルバムの冒頭を飾る曲。アルバムではまるでKing Crimsonの「21st Century Schizoid Man」のラストを引き継ぐかのように曲が始まるのが印象的です。
この映像でもステファン・フレディンのベースの安定感と存在感が抜群で、ダグ・ルンドクヴィストのドラミングがかなりタイトなので、ハードロックと言うにはアンサンブルの素晴らしさが出色。クリステル・オーケンベリのギターも弾きまくるというよりはソロにバッキングにと多彩に曲を盛り上げます。
ロベルト・ジーマのボーカルは、ハイトーン・スキャットがブリティッシュ・ハードロックを思い起こさせてくれますが、歌自体はスウェーデン語ということもあって、比較的マイルドな印象。それがまた曲に叙情を与えているとも言えそうです。
演奏されているのはデビューアルバムの冒頭を飾る曲。アルバムではまるでKing Crimsonの「21st Century Schizoid Man」のラストを引き継ぐかのように曲が始まるのが印象的です。
この映像でもステファン・フレディンのベースの安定感と存在感が抜群で、ダグ・ルンドクヴィストのドラミングがかなりタイトなので、ハードロックと言うにはアンサンブルの素晴らしさが出色。クリステル・オーケンベリのギターも弾きまくるというよりはソロにバッキングにと多彩に曲を盛り上げます。
ロベルト・ジーマのボーカルは、ハイトーン・スキャットがブリティッシュ・ハードロックを思い起こさせてくれますが、歌自体はスウェーデン語ということもあって、比較的マイルドな印象。それがまた曲に叙情を与えているとも言えそうです。
全員がテクニシャンであり多用する変拍子も大きな魅力ですが、熱くなり過ぎずにどこか冷たく暗い感じが漂っているのが北欧らしいですね。
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