King CrimsonがドイツのTV番組「Beat Club」用に行なったドイツのブレーメンにあるBeat Clubでのライヴ映像。
曲は「Larks Tongues in Aspic」(1973)収録の「The Larks' Tongues in Aspic part I」(上)と「Exiles」(下)。
曲は「Larks Tongues in Aspic」(1973)収録の「The Larks' Tongues in Aspic part I」(上)と「Exiles」(下)。
[members]
David Cross(バイオリン、ヴィオラ、メロトロン)
Robert Fripp(ギター、メロトロン)
John Wetton(ベース、ボーカル)
Bill Bruford(ドラムス)
Jamie Muir(ドラムス、パーカッション)
King Crimsonの数少ない映像として昔から有名なものですが、これまではこのBeat Clubで放送されたものしか見ることができませんでした。しかし「The Larks' Tongues in Aspic」40周年記念バージョンに、そのフル映像が収録され、今では初めて全貌を知ることができるようになっています。
わずかな期間しか在籍しなかったジェイミー・ミューアの姿を見ることができる点でも貴重な記録です。当時のサイケデリックな映像エフェクトが今となっては邪魔ですが、 それでも緊張感漂うメンバーの様子や獲物を求めて徘徊するようなジェイミー・ミューアの姿はインパクトがありますね。
そのジェイミー・ミューアのプレイも含めて、冷静に聴くといかにこのバンドの音や曲が特異なものだったかがわかります。ロックと言うにはあまりにグルーヴしないビル・ブルーフォードのドラミング、ビブラートしない鉛のようなロバート・フリップのギター、クラシックの香りのしないデイヴィッド・クロスのバイオリン。そしてインストゥルメンタルなのに、ジャズでも現代音楽でもない楽曲。
後に居場所がなくなってしまうデイヴィッド・クロスが、バイオリンとフルートで大きな存在感を示しているのも貴重と言えるでしょう。
David Cross(バイオリン、ヴィオラ、メロトロン)
Robert Fripp(ギター、メロトロン)
John Wetton(ベース、ボーカル)
Bill Bruford(ドラムス)
Jamie Muir(ドラムス、パーカッション)
収録は1972年10月17日。「Exiles」と「Larks Tongues in Aspic」が収録された「太陽と戦慄(The Larks' Tongues in Aspic)」の発売が1973年3月23日なので、アルバム発表前のパフォーマンスということになります。ということはこの新生ラインアップ最初期のパフォーマンスでもあるわけです。
King Crimsonの数少ない映像として昔から有名なものですが、これまではこのBeat Clubで放送されたものしか見ることができませんでした。しかし「The Larks' Tongues in Aspic」40周年記念バージョンに、そのフル映像が収録され、今では初めて全貌を知ることができるようになっています。
わずかな期間しか在籍しなかったジェイミー・ミューアの姿を見ることができる点でも貴重な記録です。当時のサイケデリックな映像エフェクトが今となっては邪魔ですが、 それでも緊張感漂うメンバーの様子や獲物を求めて徘徊するようなジェイミー・ミューアの姿はインパクトがありますね。
そのジェイミー・ミューアのプレイも含めて、冷静に聴くといかにこのバンドの音や曲が特異なものだったかがわかります。ロックと言うにはあまりにグルーヴしないビル・ブルーフォードのドラミング、ビブラートしない鉛のようなロバート・フリップのギター、クラシックの香りのしないデイヴィッド・クロスのバイオリン。そしてインストゥルメンタルなのに、ジャズでも現代音楽でもない楽曲。
後に居場所がなくなってしまうデイヴィッド・クロスが、バイオリンとフルートで大きな存在感を示しているのも貴重と言えるでしょう。