イタリアのバンドLe Ormeがイタリア国営テレビRAI UNOで行ったスタジオライヴ。曲目から察すると4thアルバム「Uomo di pezza」が発表された1972年頃の映像だと思われます。
[members]
Toni Pagliuca(キーボード)
Aldo Tagliapietra(ボーカル、ベース、ギター)
Michi Dei Rossi(ドラムス、パーカッション)
[setlist]
1. Sguardo verso il cielo
2. Una dolcezza nuova
1はアルバム「Collage(コラージュ)」(1971)の曲で、シングルカットもされたもの。2はアルバム「Uomo di pezza(包帯の男)」(1972)から。両方とも抜粋(サワリ程度)したものをメドレーで演奏しています。
「Una dolcezza nuova」の美しいソロ・ピアノパートを、キーボードのトニ-・パッリューカではなくオーケストラ側のピアニストに任せているあたり、オーケストラとロック・バンドの共演が売りのこの番組的には仕方ないところでしょう。
しかし、EL&P的な超絶キーボード・トリオではなく、アルド・タリアピエトラの素朴で美しいボーカルを核としたロック/ポップ・バンドであることを、くしくも表しているようにも思います。このボーカルとキーボードのバランスが絶妙で、それこそがレ・オルメの大きな魅力と言えるでしょう。
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