Mike Oldfield(ギター)
Nico Ramsden(ギター)
Bimbo Acock(フルート、サックス)
Tim Cross (キーボード)
Mike Frye (ドラムス、パーカッション)
Pierre Moerlen(ドラムス)
Hansford Rowe(ベース)
Maggie Reilly(ボーカル)
Wendy Roberts (ボーカル)
演奏曲は4曲ですが、インタビューが各曲の前に挿入されています。
"Guilty"は1979年に発表されたシングル曲、"Tubular Bells"は言わずと知れた1973年の大傑作デビュー・アルバム。そして"Ommadawn part 1"はやはり大傑作である1975年の3rd「Ommadawn」から。
何より大きな特徴は、初期の繊細で内向的な曲が、驚異的なライヴ・アンサンブルにより、ロック・フィーリング溢れる力強く熱いインスト曲に生まれ変わっているところでしょう。
バックを固めるのが、当時アルバム「Downwind」(1979)でMike Oldfieldと共演したPierre Moerlen' Gongのメンバー(Benoit、Pierre、Hansford、Pete)を中心としたバンドです。
バックを固めるのが、当時アルバム「Downwind」(1979)でMike Oldfieldと共演したPierre Moerlen' Gongのメンバー(Benoit、Pierre、Hansford、Pete)を中心としたバンドです。
全体のパーカッシヴなグルーヴも素晴らしいものがありますが、何より強烈なのはやはりMike Oldfieldのギタープレイでしょう。ピックをほとんど使わずに、クラシック・ギターを弾くように右手の指(爪)自在に使いこなすプレイは、当時とても斬新でした。
さらに神がかったような強烈な音が、また素晴らしいですね。神経質そうな細かなビブラートと相まって、聴く者を惹きつけてやみません。もっともっとギタープレイヤーとしても高く評価されるべき人でしょう。
"Ommadawn"終盤にはPierre Moerlenのドラム・ソロもあり、ラストまで一気に駆け抜けます。ある意味Magma Liveに近いような高みへと連れて行ってくれる、強烈なライヴだと言えるのではないでしょうか。