ドイツのバンドStern Combo Meißen(Stern Combo Meissen)が、1996年5月にベルリンの森の劇場ヴァルトビューネ(Waldbühne)で行われたDeutschrock Festival(ドイツ・ロック・フェスティバル)に出演した際のライヴ映像。ドイツのTV番組「Rockpalast」で放映されたものです。
曲は名作2nd「Weißes Gold(Wiesses Gold)」(1978)からアルバムタイトル曲。
[members]
Reinhard Fißler (リード・ボーカル)
Thomas Kurzhals(キーボード)
Martin Schreier(ドラムス)
Norbert Jäger(パーカッション、ボーカル)
Michael Behm(キーボード、ボーカル)
Alexander Procop(ベース)
Eghard Schumann(キーボード)
Stern Combo Meißenは1964年に当時の東ドイツで結成され、1980年から1989年の間はStern Meißenと名乗りながら、現在に至るまで活動を続けているベテランバンドです。
それでも最初のアルバム「Stern-Combo Meissen」が発表されたのがなんと13年後の1977年。翌年にマイセンの地で白色磁器を発明した17世紀の錬金術師ヨハン・フレデリック・ベトガーの生涯を描くこの2nd「Weißes Gold(Wiesses Gold)」を発表します。
その特徴はツイン・キーボードにツイン・ドラムスというギターレスな編成から繰り出される、キーボードを主体としたテクニカルでクラシカルなシンフォニック・ロック。そんなインスト・パートと共に印象的なのが、この無骨ながら哀愁あふれるメロディーを歌うボーカル&コーラスでした。
このステージは2ndアルバム発表当時の1978年から18年の歳月が流れているわけですが、リード・ボーカルを含めた4人が当時のメンバーで、オリジナルの雰囲気を活かしてアルバムの最後を飾る名曲を見事に演奏していますね。ただし最後で映像と音声がズレてしまうのが残念です。
しかし2000年、ボーカルのレインハートが筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されます。2005年以降、ライヴパフォーマンスはできなくなってしまいましたが、彼は2013年現在も闘病生活を続けています。
バンドは新しいボーカリストと共に活動を続け、2014年は50周年を祝う大規模なツアーを予定しているとのことです。
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