ギターレスのツイン・キーボードを特徴とするイギリスのバンドGreensladeが、TV番組「The Old Grey Whistle Test」で行なった1973年のスタジオライヴ。2ndアルバム「Bedside Manners Are Extra」(1973)からの曲を披露していますので、このアルバム発表直後のものと思われます。
[members]
Dave Greenslade(キーボード)
Dave Lawson(キーボード、ボーカル)
Tony Reeves(ベース)
Dave Lawson(キーボード、ボーカル)
Tony Reeves(ベース)
Andrew McCulloch(ドラムス)
[set list]
1. Pilgrim's Progress
2. Bedside Manners Are Extra
Colosseum解散後にデイヴ・グリーンスレイドとトニー・リーヴスが中心となって結成されたGreensladeは、ツイン・キーボードを擁しながらもクラシカルな超絶技巧路線には走らず、ハモンド・オルガンやシンセサイザー、メロトロンの音色を活かした、ゆったりしたサウンドが特徴で、何とも言えないイギリスらしさが醸し出されます。
キーボードのデイヴ・ローソンが取るボーカルも、上手いとは言い難いかもしれませんが、実に味があって、彼らのドリーミーなキーボード・サウンドに合っていますね。
アンドリュー・マカロックはKing Crimsonの「Lizard(リザード)」(1970)でジャズ・フィーリングたっぷりなドラミングを聴かせてくれた人としても有名でしょう。ここでもタイトなドラミングを聴かせてくれます。
アンドリュー・マカロックはKing Crimsonの「Lizard(リザード)」(1970)でジャズ・フィーリングたっぷりなドラミングを聴かせてくれた人としても有名でしょう。ここでもタイトなドラミングを聴かせてくれます。