2013年1月19日土曜日

「Hammersmith Odeon 1979」エニド


現在も精力的な活動を続けているThe Enidですが、1970年代のアナログ機材を駆使した緻密でドラマチックな作品群は、未だに彼らのベストと言える傑作ばかり。

そんな彼らが「In The Region Of The Summer Stars」(1976)、「Aerie Faerie Nonsense」(1977)、「Touch Me」(1978)という3作を引っ提げて、まさに脂が乗り切った状態で臨んだHammersmith Odeonでのライヴです。

[members]
Robert John Godfrey(キーボード)
Stephen Stewart(ギター)
Francis Lickerish(ギター)
Glen Tollet(ベース)
William Gilmour(キーボード)
Tony Freer(オーボエ、キーボード)
Dave Storey(ドラムス、パーカッション)


[setlist]
1 God Save The Queen
2 Mayday Galliard
3 Judgment
4 In The Region Of The Summer Stars
5 Summer Holiday (Dave Storey's Eccentric Send Up)
6 Humoresque
7 Cortege
8 The Song Of Fand
9 Wild Thing
10 The Dambusters & Land Of Hope And Glory

2人のパーカッションがシンフォニーを奏でるような効果を上げ、2人のギターが甘美なフレーズでハモるのも感動的ですが、なんと言っても壁状に積まれたキーボードの回廊を行き来しながら、ロバード・ジョン・ゴッドフレィとフランシス・リッカリッシュの2人が息の合った動きで音を重ねていく様子が圧巻です。


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