2023年9月12日火曜日
「Live At THE OLD GREY WHISTLE TEST (1979)」U.K.(ユー・ケー)
2023年6月3日土曜日
「Supertramp Live on Young Music Show 1976」スーパートランプ
イギリスのバンドスーパートランプ(Supertramp)が、NHKのヤング・ミュージック・ショーに出演したライブ映像。1976年5月に東京・渋谷のNHK101スタジオで収録されたもの。
[members]
[setlist]
1979年発表のアルバム『Breakfast in America』で全米ビルボード・チャート第1位を獲得し、日本での人気も爆発する前の1976年に来日した時のステージです。NHKには先見の明があったのです。
3rdアルバム『Crime of the Century』(1974)で、広範な音楽性、プログレ的展開、緻密なアレンジ、見事な演奏、ポップなメロディーを高度に融合させていたスーパートランプ。すでに4枚目『Crisis? What Crisis?(危機への招待)』(1975)が出ていたにも関わらず、そこからは「Lady」一曲のみで、残りの「School」、「Bloddy Well Right」、「Hide in your Shell」、「Dreamer」、「Ludy」はすべて「Crime of the Century」からをいう、最新作を差し置いた(!?)選曲です。『Crime of the Century』好きとしては最高の流れ!
やはりリック・デイヴィスとロジャー・ホジソンの二人のリードボーカルが大きな魅力で、二人が交互にボーカルを取る構成になっています。加えてエレピやブラス楽器の効果的な使い方など、アンサンブルや曲構成の素晴らしさも光ります。音楽性の幅広さ、奥深さを実感。
また、ジャズやブルースの影響を受けたノリの良い曲は、その魅力がライブでは一層引き立ちますね。
そしてアルバム『Crime of the Century』で特に顕著だった、ポップさの奥に垣間見える叙情性と幻想性が、ここでも見事に再現されています。
音質・画質とも残念なものですが、上り調子のバンドの勢いが感じられる、基調で素晴らしいライブ記録と言えるでしょう。
2022年11月12日土曜日
「L'anno,il posto,l'ora e Parsifal Live 1972」イ・プー(I Pooh)
ちなみに「パルシファル」はアーサー王の聖杯伝説に出てくる騎士の名前。リヒャルト・ワーグナーが1882年に完成させた楽劇では「パルジファル」となっています。
2022年11月5日土曜日
「Old Grey Whistle Test 1979」ブランドX
イギリスのテクニカル・ジャズロック・バンドBrand Xが、1979年6月にイギリスのTV番組「Old Grey Whistle Test」用に行なったスタジオライヴ映像。
John Goodsall(ギター、ボーカル)
Robin Lumley(キーボード)
Peter Robinson(キーボード)
Percy Jones(ベース)
2021年7月11日日曜日
「Live in Tokyo 1975」Strawbs(ストローブス)
1. Lemon Pie
各曲の収録アルバムは以下の通りです。
「Lemon Pie」、「Remembering」、「You And I (When We Were Young) 」、「The Life Auction」→「幻影(Ghosts)」(1975)
「New World」→「グレイヴ・ニュー・ワールド(Grave New World)」(1972)
「Hero And Heroin」、「Just Love」→「Hero And Heroin(ヒーロー・アンド・ヒロイン)」(1974)
「Down By The Sea」→「バースティング・アット・ ザ・シームス(Bursting at the Seams)」(1973)
この頃になるとさらにプログレッシヴ・ロックへと傾倒し、ルネッサンスの初代キーボード奏者ジョン・ホーケンを迎え、「ヒーロー・アンド・ヒロイン」(1974)、「幻影」(1975)とアルバムを発表します。
そのジョン・ホーケンが、リック・ウェイクマンばりに、グランドピアノ、フェンダー・ローズ、黒いメロトロンM400S2台、ミニ・ムーグ2台と、キーボードの〝要塞〟に陣取っているのが印象的です。
もちろんプレイの面でも、美しいローズ・ピアノ、物憂いミニ・ムーグ、ドラマチックなメロトロンと、職人的な素晴らしい仕事をしています。
ライヴらしくアルバム以上に熱い演奏になっていて、人懐こいメロディーの素晴らしさ、デイヴ・カズンズの独特なボーカル、三声のハーモニーの魅力に、ロックっぽい力強さが加わっているのも魅力ですね。
当時「幻影」をFMラジオで聞き、アルバムを入手し、いわゆるプログレッシヴ・ロックと言うには少し地味でポップ過ぎるかなと思いつつも、アルバムが愛聴盤になっていたこともあり、「ヤング・ミュージック・ショー」を食い入るように見た記憶がありますが、今見ても、実に安定した演奏による素晴らしいステージだったことが分かります。
2021年6月2日水曜日
「The Scene of Pale Blue live in 1987」アウター・リミッツ(Outer Limits)
海外での人気も高かったアウター・リミッツが、4thアルバム「ペール・ブルーの情景」(1987)をリリースした1987年1月に、横浜VIVRE21で行ったライヴ映像。
複雑な楽曲を見事に再現する、メンバーの技量が素晴らしいですね。アルバムとは違って、終盤のギター・ソロのパートで、川口がバイオリンを弾きまくっているのが新鮮です。
2021年5月23日日曜日
「Song of The Marching Children live 1972」アース&ファイア(Earth & Fire)
曲は、アルバムB面を費やした18分を越えるタイトル曲から、前半部分を抜粋したもの。
テンポは少しゆっくり目でしょうか、でも忠実にそして丁寧に、アルバムを再現していることが分かります。基本がポップなので、大作になっても、メロディ&歌がしっかりしているところが魅力です。ジャーニー・カーフマンの力強いボーカルが良いですね!
2021年5月19日水曜日
「Ciclos(シクロス/四季)1975」抜粋 ロス・カナリオス(Los Canarios)
とは言え、もちろんアルバム自体は、よくぞ作ってくれましたと言いたいほどの大傑作です。
2021年5月10日月曜日
「バタクラン・ライヴ 1973」カン(CAN)
そして「Spoon」は先行シングルとしてリリースされ、ドイツのチャートで6位に入るヒットソングになるのです。
思いの外聞き入ってしまったのが、Michael Karoliのギター。全体がカッチリしたアンサンブルになることを拒むかのような、先の読めないアナーキーなプレイが最高でした。
そして混沌としていて荒々しいラスト。Irmin Schmidtのブチ切れたようなキーボードが印象的でした。
2021年4月27日火曜日
「Live in 1974」グリフォン(Gryphon)
イギリスの古楽ロック・バンド、グリフォン(Gryphon)が、1974年にアイルランドのTV番組「The Music Makers」に出演したスタジオ・ライブ映像。
[members]
Richard Harvey (リコーダー、クラムホルン、キーボード、ギター、マンドリン)
Brian Gulland(バスーン、クラムホルン、リコーダー、キーボード、ボーカル)
Graeme Taylor(ギター、キーボード、リコーダー、ボーカル)
David Oberle(ドラムス、パーカッション、リード・ボーカル)
[setlist]
1. Kemp's Jig
2. Sir Gavin Grimbold
3. Pastime with Good Company
4. Mother Nature's Son
5. The Ploughboys Dream
6. Tea Wrecks
7. Estampie
演奏曲は、「4. Mother Nature's Son」がビートルズの「ホワイト・アルバム」(1968)収録曲、「5. Ploughboys Dream」が2nd「Midnight Mushrumps(真夜中の饗宴)」(1974)からで、残りはすべて1st「Gryphon(鷲頭、獅子胴の怪獣)」(1973)収録曲です。
ちなみに「3. Pastime with Good Company」は、アルバムではインストゥルメンタルでしたが、ここでは歌入りバージョン。ちなみに「The Ploughboys Dream」は、古いフォークソングを独自にアレンジした曲とのこと。
グリフォンは、ロンドンにある名門の音楽学校である王立音楽大学(ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック)出身のリチャード・ハーヴェイとブライアン・ガランドが中心になって結成され、伝統的なイギリスのフォーク・ミュージックと中世ルネッサンス・サウンドをロックと融合させた、稀有なバンドです。
1stではまさに中世音楽そのものといったアコースティックなサウンドでしたが、2ndではメンバーにエレキ・ベース奏者が加わり、若干ロック的なビートが感じられるようになり、その後イエスのツアーに同行した影響が大きく出て、古楽的な趣を残しながらも、きらびやかでハードなロック・サウンドに近づきます。
このTVライブ時は、まだベース奏者がいない1stのラインナップですので、まさに森の中から突然現れたいにしえの楽師たち、といった趣があり、それが時空を飛び越えて、見知らぬ異界をのぞき込むような魅力を持っていますね。
とは言っても、決して雰囲気重視なわけではなく、4人の演奏と歌は実に見事で、アコースティック楽器の高速アンサンブルに見られる卓越した技術など、素晴らしいの一言。
バンドは2015年頃に復活し、2018年に「Reinvention(再確立)」、2020年に「Get Out Of My Father's Car (ゲット・アウト・オヴ・マイ・ファーザーズ・カー)」を発表しています。
楽器の説明をしておきますと、ハルモニウムは、足踏み式リード・オルガンのことです。クルムホルンは、中世ルネサンス時代に一般的だった木管のリード楽器で、ステッキを逆さにしたような形をしています。カズーのような音がします。
「Beat Club 1971」キャラバン(Caravan)
2020年8月17日月曜日
「Live - Batacran」Genesis(ジェネシス)
イギリスのバンドGenesis(ジェネシス)が1973年1月10日にパリのバタクラン・クラブで行ったライブの様子を、フランスのTV番組POP2が放送したものです。番組にはインタビュー・シーンもありましたが、ここではカットされ、ステージ映像のみに編集されています。
最初の場面では、マイク・ラザフォードもスティーヴ・ハケットも椅子に座ってプレイしていますが、終盤では立ち上がります。座ってプレイしていたメンバーが立ち始めた頃の(!?)、貴重な記録とも言えるかもしれません。
2020年8月10日月曜日
「Pale Sky」メインホース(Mainhorse)
のちにレフュジー(Refugee)、イエス(Yes)、ムーディー・ブルース(Moody Blues)で強烈な存在感を放つことになるキーボード奏者パトリック・モラーツが在籍していたバンド、メインホース(Mainhorse)のスイスのTV用に収録されたライヴ映像。おそらく唯一作「Mainhorse」が発表された1971年とのこと。
曲はその唯一作から「Pale Sky」。
[members]
Peter Lockett:リード・ギター、バイオリン、ボーカル
Patrick Moraz:ピアノ、オルガン、シンセサイザー、オルガン、シンセサイザー、グロッケンシュピール、ボーカル
Jean Ristori:ベース、チェロ、ボーカル
Bryson Graham:ドラム、パーカッション
1969年にパトリックとジーンの二人がスイスからイギリスへ渡り、メロディー・メーカー誌でメンバー募集し、母体となるグループが生まれます。その後、一旦スイスに戻りますが、メンバーチェンジやバンド名の改名などを経て再び渡英し、ポリドールと契約して発表したのが、唯一作となる「Mainhorse」です。
1971年と言えば、その後に加入するイエスが「こわれもの(Fragile)」を、ムーディー・ブルースが「Every Good Boy Deserves Favour(童夢)」を発表した年。ほかにもピンク・フロイド(Pink Floyd)が「Meddle(おせっかい)」を、そしてエマーソン、レイク&パーマーが「Tarkus(タルカス)」を発表するなど、まさにプログレ的なバンドだけを見ても、ものすごい勢いで新しいサウンドが開花してゆく真っ只中と言って良い頃です。
メインホースは、これらのバンドたちと比べるとハードロック要素が強く感じられますが、それはピーターのギター・サウンドによるものでしょう。それでも、プログレ的な魅力があるのは、もちろんジーンのチェロの導入というハードロックの枠をはみ出すプレイもありますが、それも曲展開の自由さあってのことであり、その自由さのかなめになっているのが、パトリックのキーボードの多彩さだと言えるでしょう。
サウンド的には、やはりエレクトリック・ピアノの響きが独特ですし、クラシカルな落ち着きとテクニックに裏打ちされたパトリックのプレイが、ハードロック的なギターに負けていません。それどころか、両者が混じり合うことで、独特のメインホース・サウンドを作り出していますね。
そして、テクニックに関しては、全員がテクニシャン。新人らしからぬ落ち着きが漂っています。一枚で解散してしまったのが、実に残念なバンドです。
2020年7月15日水曜日
「A Plague of Lighthouse Keepers - Live, Belgian TV, 1972」ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(Van der Graaf Generator)
序盤に映し出されるキャンドル以外は実に素っ気ないスタジオで、バンドの使用楽器もシンプルそのものですが、とにかく混沌としたパワーに圧倒される演奏です。
2020年7月3日金曜日
「Live 1980」バンコ・デル・ムッツォ・ソッコルソ(Banco Del Mutuo Soccorso)
それでも旧曲の別アレンジよりも、当時の曲の方が自然な印象を与えるのは仕方ないところ。そうしたサウンドの変化には好き嫌いはあるでしょうが、バンドとしての充実期であったことを物語る貴重な映像記録であることは、間違いないでしょう。
2020年6月18日木曜日
「ブーレ(Bourrée)1976」トレイス(Trace)
[member]
Rick Van Der Linden(キーボード)
Jaap Van Eik(ベース、ギター)
Ian Mosley(ドラムス、パーカッション)
この曲は、バッハのイギリス組曲第二番ブーレをアレンジしたものですが、抜群のスピードとロックなダイナミズムを加えて、見事にバンドの音に仕上げています。
良く聞くと、実はアルバムの音を使った当て振りなのですが、3人とも見事に演奏通りの動きをしています。実力の持ち主たちなのですから、ならば思い切ってライブを聞かせてほしかったところですね。
当て振りが一番難しいのはしっかり叩けないドラマーでしょう、今やイギリスのバンドMarillion(マリリオン)のドラマーであるイアン・モズレーも、さすがにちょっとやる気がなさそうな感じです。さらにベースのヤープ・ヴァン・エイクに至っては、ほとんど顔が映されません。
メインのリック・ヴァン・ダー・リンデンも、カメラがフォーカスしているのはその手の動きです。でもそれが、当て振りと言えども、目のさめるようなプレイなので、思わず見入ってしまいます。
「Gaillarde 1974」トレース(Trace)
2020年5月18日月曜日
「Pasiones」コス(COS)
2020年5月16日土曜日
「地球空洞説 増上寺ライヴ "The Cave down to the Earth" live in Zoujouji 」ファー・イースト・ファミリー・バンド (Far East Family Band)
曲はすべて1stアルバム「地球空洞説(The Cave down to the Earth)」(1973)から。
[members]
宮下文夫 / Fumio Miyashita(リード・ボーカル、ギター)
伊藤明 / Akira Ito(キーボード)
高橋正明 / Masanori Takahashi(キーボード、パーカッション)
福島博人 / Hirohito Fukushima(ギター、ボーカル)
深草彰 / Akira Fukakusa(ベース)
高崎静夫 / Shizuo Takasaki(ドラムス)
[set list]
1. 未知の大陸 / Undiscovered Northern Land
2. 時代から / Timeless
3. 水神 / The God of Water
4. 心山河 / River of Soul
5. 地球空洞説 / The Cave (途中から次の動画へ)
後にクラウス・シュルツェ(Klaus Schulze)のプロデュースによるリミックス盤「Nipponjin」(1976)で再び注目されますが、その時期にはバンドメンバーがかなり脱退していたということなので、これは「地球空洞説」発売後の1973年頃のプロモーション映像ではないかと思われます。実際1974年には全世界47カ国同時発売&ヨーロッパツアー開始とワールドワイドな展開を図っているので、プロモーションにも力を入れていたのでしょう。
何と言っても粗さのあるサイケデリック&コズミック感が良いですね。この独特な音世界に合わせたベルボトムな白装束風衣装という佇まいが1970年代的ですが、その浮世離れした感じがとてもカッコ良いです。
今はミュージシャンがあまりに等身大になりすぎて、こうした雰囲気が共有できた当時のミュージシャンとリスナーの関係を羨ましく思ってしまいます。でもそれもまたミュージシャンの才能であり、技量なんでしょう。
ギターの音色や物々しい曲展開などにPink Floydの影響が伺えますが、ロックなリズムの上で明快なフォークソング風メロディーにTangerine Dream風シンセサイザーが被さるという音は新鮮です。和楽器などの伝統音楽を直接持ち込まずに、日本らしさを醸し出しているところは斬新とも言えます。すでに“喜多郎”の非凡さが伺えますね。
音楽はテクニックだけじゃないということを感じさせくれる、日本発の貴重な音&映像です。
2020年5月6日水曜日
「PULSE」ピンク・フロイド(Pink Floyd)
Roger Watersのいない、David Guimourを中心とした布陣ですが、このツアーは“史上最大の光と音のスペクタクル・ショー”として、今も語り継がれているものす。1995年に「P.U.L.S.E」というタイトルでライヴ・アルバム及びVHSとレーザー・ディスクが発売されました。その後、10年以上の歳月を経て、2006年にようやく邦題「驚異」としてDVD化されました。
1〜10は名作「狂気(The Dark Side of the Moon)」(1973)全曲、11〜13は「対(Division Bell)」(1994)、14は「あなたがここにいてほしい(Wish You Were Here)」(1975)、15は「ザ・ウォール(The Wall)」(1979)収録曲です。